2017-04-11 第193回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
○副大臣(越智隆雄君) 今委員がお話しされました九六年に掲げられた日本版金融ビッグバン構想でありますけれども、その下で、フリー、市場原理が働く自由な市場、フェア、透明で信頼できる市場、グローバル、国際的で時代を先取りする市場の三原則に基づいて、政府としては金融市場の市場改革を現在でも進めているというふうに考えているところであります。
○副大臣(越智隆雄君) 今委員がお話しされました九六年に掲げられた日本版金融ビッグバン構想でありますけれども、その下で、フリー、市場原理が働く自由な市場、フェア、透明で信頼できる市場、グローバル、国際的で時代を先取りする市場の三原則に基づいて、政府としては金融市場の市場改革を現在でも進めているというふうに考えているところであります。
金融ビッグバン構想、そして晴れて社会人になったその年に住専問題が勃発し、翌年には、長銀が破綻、国有化されました。 あれから二十年、今も同じ名前のまま残っている銀行はほとんどありませんが、そこで働く方々の思いや組織のDNAは、会社の名前は変わっても、志は変わらずに受け継がれていくのだと思います。
○国務大臣(山本有二君) 御指摘のフリー、フェア、グローバル三原則は、九六年、当時の橋本総理のイニシアチブで提唱されたビッグバン構想の中で掲げられたものでございます。フリーとは市場原理が働く自由な市場、フェアとは透明で信頼できる市場、グローバルとは国際的で時代を先取りする市場、それを意味していたというように理解しております。
○西田実仁君 まあこの中曽根民活との違い、今お話しいただきましたが、その十年後ぐらいに今度は第二次橋本内閣ではいわゆるビッグバン構想というのが提唱されまして、明確に総理の指示として二〇〇一年には東京市場をニューヨークやロンドンに匹敵する国際金融資本市場にするという指示が当時出されておりました。
次に、経済財政諮問会議が、労働市場改革、労働ビッグバン構想を提起をいたしました。今必要なことは労働法制の規制であり、労働ビッグバンではないというふうに思っております。 厚生労働大臣、この労働ビッグバンについての感想をお聞きいたします。
フリー、フェア、グローバルの三原則を掲げた金融ビッグバン構想が打ち出されてから七年が経過しました。この間、証券取引法の改正や金融商品販売法の整備、証券取引等監視委員会の強化等の措置が講じられましたが、とりわけフェアネスに関してはまだまだ道半ばだと言わざるを得ません。
したがって、大きな流れとしての日本版ビッグバン構想、ビッグバンというのは、これは先ほど申し上げました金融システム改革法の流れを受けて、我々も引き続きこの流れの中で、世界の中で自立できる立派な東京市場をつくろう、ないし、これはもちろん東京だけではございませんが、金融資本市場をつくろうということで努力を続けております。
ぜひ、このタイミングで整理をさせていただきたいのですが、日本版金融ビッグバン構想が今どういうステータスにあって、あるいは、それに続くそのシステム改革の取り組みが今どういうゴールを持って、国際的な金融市場としてビジョンを持って取り組みがなされているか、そのことを整理していただければと思います。
ところが、日本で行われた金融ビッグバン構想の中では、中小企業金融というのはほとんど顧みられなかったということがあるんですね。
今回の保険制度改革の背景には、急速に進展する経済社会環境の変化への的確な対応はもちろん、日本版ビッグバン構想と平成八年十二月の日米保険協議の決着という事情もあったものと考えております。日米保険協議は、平成五年七月以来たび重なる交渉を経て、最終的に平成八年十二月に決着しました。
きょう、ちょっと紹介をしたいのですけれども、この坂井隆憲議員の、今委員長席に座っておられますけれども、「日本版ビッグバン構想の視点」、これは私、じっくりとこの連休に勉強させていただいたわけでございます。この中で、イギリスのビッグバンに精通しているピーター・タスカさんという方が次のようにおっしゃっているわけです。
確かに、ビッグバンというものはそもそも何だろうかということは極めて難しい問題でありますし、私もそういう観点から、昨年来いろいろな勉強をしていたわけでありますが、一つは、私は昨年六月に、「ビッグバン構想の視点」ということで本を出しました。 いろいろ勉強会をして、一体ビッグバンの姿というのは何だろうかということを議論していたわけであります。
そう考える理由は、ビッグバン構想で言われていることを実行しなければ、我が国の金融サービス業の地盤沈下はますます進み、事業法人や個人の利用者からそっぽを向かれてしまうことは明らかだという認識が高まってきたためだと思います。
橋本総理は、昨年十一月、金融制度改革、すなわち日本版ビッグバン構想を提唱されました。しかし、我が国経済を大きな混乱に陥れたあのバブル経済の発生のメカニズムを徹底的に解明するとともに、相次ぐ金融機関の不祥事に対する再発防止対策を早急に策定すべきであり、それなくして金融制度改革の成功はおぼつかないことを政府は肝に銘ずるべきだと考えます。
○松下参考人 いわゆる日本版ビッグバン構想でございますが、これは、我が国の金融・資本市場をロンドン、ニューヨーク並みの活力のあるグローバル市場に発展させていくことを目指すものでございます。そのためには、市場参加者が自己責任原則に基づきまして自由な金融取引を行い、あわせて、市場原理が十分に働くような市場環境を整えていくということが今大切な課題であると思っております。
政府が進めようと思っております金融ビッグバン構想は、私ども新進党の目から見ますと、むしろ遅きに失したというふうに思っております。
○木島委員 両党のビッグバン構想に対する基本的認識、ようわかりました。世界を莫大なお金が駆け回っている、また金融自由化は先進資本主義の流れだという指摘もありました。
新進党と民主党にそれぞれ同じ質問をしたいんですが、今回の政府提案の金融監督庁設置法案というのは、一連の金融不祥事に対する国民の大蔵批判を一つの契機とはしておりますが、その最大のねらいはどこにあるかといいますと、三塚大蔵大臣の答弁を聞いていてもわかるんですが、いわゆる日本版ビッグバン構想、東京ビッグバン構想といいますか、中身は、金融の規制緩和、自由化、これを推進する体制づくりにあると思うわけであります
○鈴木和美君 とにかく、ビッグバン構想はそれはそれなりに私は結構だと思いますが、こういう問題に本当に真剣に対応策が出ていないと、結局よかれと思ってやったことが結果としてそういうリスクが多くなっちゃって、これがパンクするというような状態が出てくることを非常に私は心配します。
もう一つの問題の、この一気呵成の問題でございますけれども、今銀行局、証券局あるいはいろんな審議会を通じて金融ビッグバン構想でフリー、フェア、グローバルというもとでいろんな形で検討されております。
そういうリスクがあるからこそ、今回、昨年十一月十一日でございましたか、橋本総理のビッグバン構想というのが出たんだと思います。これをやらないと本当に貸し座敷にもならないと、日本の金融業あるいは産業界も衰退していくという危機意識からまさに出たものと思います。
そうやって見ますと、さて我が国はこのビッグバン構想はいいんだけれども、先ほど岩瀬先生からも御質問がありましたが、証券業界全体としては大体持ち直すのか、持ちこたえられるのか、その辺のところの展望についてお聞かせいただきたいと思うんです。
そこで、本法の改正についてでございますが、外為法の改正につきましては、昨年の六月に外為審の報告によりまして必要性が指摘され、十一月には総理が発表された日本版ビッグバン構想のフロントランナーと位置づけられました。その改正の必要性につきましては疑問を挟む余地はないかと思います。
○畠山委員 総理は、昨年の十一月に、フリー、フェア、グローバルを原則とした日本版のビッグバン構想を示されました。 そこで、まずお伺いいたしますが、この日本版ビッグバンというときの日本版とは一体何でしょうか、その範囲等について具体的に構想があればお示しいただきたいというふうに思います。
政府は、こうした状況を打破するために金融ビッグバン構想を打ち出し、その第一弾として、大蔵省から検査監督機能を分離独立させるというこの金融監督庁設置法案を提出したわけです。法案提出の過程から明らかなように、大蔵省の強過ぎた監督権限を緩め、金融機関の情報公開を促し、自己裁量の拡大によって金融行政を透明化させることが、この法案の目指すところであったはずです。